YoutubeやWeb上での広告をなんと無料でブロックしてくれる爆速のブラウザがあることをご存じでしょうか。今やテレビの視聴を凌いだと言われるインターネットの視聴時間。その4割が広告だといわれています。有料課金でもしない限り、見たいコンテンツだけを見るということが事実上不可能な昨今、不要な広告をブロックして、高速に視聴できるブラウザは多くの人が待ち望んでいたものでしょう。
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Braveとは、読み込み速度とプライバシー保護に特化したWeb3時代のブラウザです。ChromeやSafariと比較し、Webページの読み込み速度が2倍、スマートフォンでは最大8倍の速度を誇ります。Webサイトの広告やトラッカーなどをブロックしユーザーのプライバシーを保護するだけでなく、マルウェアやフィッシングなどの攻撃から保護する機能などセキュリティ機能も兼ね備えています。
引用:https://www.sourcenext.com/pr_sc/brave/
Braveの他のブラウザと違う、圧倒的な機能といえば、インターネット広告のブロック機能といえるでしょう。Youtubeの広告やWebの広告は、なんの設定もいらずブラウザアプリをインストールするだけで、利用できます。
たとえば、Youtubeの広告をみたくない場合、一般的にはYoutubeプレミアムに加入することで回避できます。しかしながら、Youtubeプレミアムは月額1,180円の料金負担が発生します。広告をカットするといったことに対する支払いと考えた場合、高いと感じる方も多いのではないでしょうか?
YoutubeのチャンネルをBraveのブラウザで視聴した場合、これらはすべて無料で視聴することができます。以下の画像は、WebサイトをSafariとBraveで閲覧した時の、比較画像です。
同じYahoo!ニュースを閲覧したものですが、右のBraveで閲覧した画像では、すべての広告がカットされて表示されています。
一般的なブラウザは、ユーザーの行動履歴を追った広告配信が許可された設定となっています。Web広告における「リターゲティング広告」といった配信で、個人の趣味嗜好や行動履歴を追って、見込み客に訴求する広告です。不特定多数にランダムで配信するよりも見込み客へ訴求できることから、効率よくアプローチできる手法として広告主に人気があります。
ユーザーの属性や行動履歴を追うための技術として「Cookie(クッキー)」というものがあり、Webサイトにアクセスするたびに、Cookieのデータが各ブラウザに送られます。
BraveはこのCookieデータを貯めこまないため、広告をブロックし表示速度が高速になることを実現しています。
このようにブロックした広告の数やデータ容量を定量的に示してくれます。
Braveには、先述した広告ブロックやセキュリティ設定などが標準でONになっており、ユーザーの任意でON/OFFを切り替えることもできます。
「クロスサイトトラッキングをブロックする」がONになっていることで、プライバシーが保護され属性や行動履歴に沿った広告が配信されるということがなくなります。
通常、Youtubeで動画を視聴している場合、他のアプリの起動やスマホの操作をすると、動画はストップしてしまいます。バックグラウンド再生とは、他のアプリを操作しながらも、Youtubeが動作し、再生し続けることを指します。
Youtubeの場合、バックグラウンド再生をするには一般的に「Youtubeプレミアム」への加入が必須になります。しかしながら、Braveではバックグラウンド再生をONにする機能があり、Youtubeプレミアムに加入していなくとも、バックグラウンド再生が可能になります。
「BravePlaylist」という機能により、Youtubeの動画などをオフラインで視聴することができます。もちろん、バックグラウンド再生に対応しており、ご自身のスマートフォンが動画プレイヤー代わりになります。
お使いのiPhoneやiPadに動画ファイルが保存されますが、Brave以外のアプリでは開けないようになっているようです。
たとえば、ChromeやSafariを既定ブラウザとして使っている場合、それらに保存しているブックマークや拡張機能も簡単に移行できます。
Braveは、広告視聴をすることで「BAT」という仮想通貨を稼ぐことができます。BAT(ベーシック・アテンション・トークン)とは、Braveが発行する独自の仮想通貨のことを指します。Braveに配信される広告視聴を許可することにより、広告視聴をすることができます。広告視聴の対価として、BATが報酬として与えられます。もちろん、不要の方は一切広告が非表示のままストレスなくWebの閲覧ができます。
NFTドメインで分散型ウェブサイトを表示しようとした場合、NFTドメインがサポートされたブラウザでなければ、表示することができません。
Braveは、CryptoNameで取得代行を行っているUnstoppable DomainsのNFTドメインを公式にサポートしておりますため、Braveからブロックチェーン上のウェブサイト(分散型ウェブ)へアクセスすることが可能です。
BraveでNFTドメインをURLに打ち込むと以下の画面が表示されます。「infuraサーバーを使用して続行する」をクリックします。
Sandy Carter氏の分散型WebサイトSandy Carter (Unstoppable Domains SVP for Business Development and Channel Chief )
インターネット広告をブロックできる機能が売りのBrave。いま利用してそのメリットを享受するだけでなく、任意で仮想通貨を稼ぐことができ、またブロックチェーン上のウェブサイトにアクセスできることから、未来においても期待できるブラウザであると思います。ぜひお試しください。