よく聞くNFTの用語解説!フリーミント・エアドロップ・Giveawayの違いとは

2023/03/14

NFTに関連する情報を収集していると、「フリーミント・エアドロップ・Giveaway」といった言葉を頻繁に見かけるようになります。これらの言葉は、NFT関連のイベントで使われる用語で、これからNFTに触れようとする方は、その違いがよく分からない方も多いのではないでしょうか?
ここでは、NFTの初心者の方に向け、これらの言葉の意味や違いについて解説していきます。

【結論】フリーミント・エアドロップ・Giveawayの違い

基本的には、それぞれ「NFTを無料で配る行為」の言葉として使われます。
それぞれ、NFT発行者がプレゼント企画として行うケースが多いです。

しかしながら、ニュアンスが異なりますので、ひとつひとつ説明していきます。

  • フリーミントとは、デジタルコンテンツをNFT化する権利を無料で配布すること。ガス代は受け取り側の負担となる。
  • エアドロップとは、NFT化されたデジタルコンテンツを無料で配布する行為のこと。ガス代は、送る側の負担となる。
  • ギブアウェイとは、フリーミントの企画やエアドロップの企画と同じ意味で使われることが多い。

フリーミントとは

フリーミントは、デジタルコンテンツをNFT化(=ミント=ブロックチェーンに記録すること)する権利を配布することを指し、
ミントする時には、受け取り側がガス代(ブロックチェーンの利用料)を負担します。

受け取り側が、配布側のサイトに訪問、ウォレット接続を行い、ミントを行う作業が発生します。

フリーミントの大まかな手順は以下の通りです。

  1. NFTプロジェクトのSNSなどでフリーミントを告知
  2. フリーミント企画に参加の場合は、指定の条件をクリアする
  3. 指定のサイトにウォレット接続を行う
  4. サイトでミントを行う
  5. Openseaなどで、自分のウォレットアドレスでミントされたかを確認する。

エアドロップとは

エアドロップは、すでにNFT化されたデジタルコンテンツを配布することを指します。
配布されるNFTは、NFTの受け取り側のウォレットアドレスに、直接届きます。

フリーミントと異なり、自身でNFT化することはありません。
配布者がすでにコンテンツをミントし、NFTとして配布します。
そのため、受け取り側は、事前に配布者へウォレットアドレスを伝える必要があります。

エアドロップの大まかな手順は以下の通りです。

  1. NFTプロジェクトのSNSなどでエアドロップを告知
  2. エアドロップ企画に参加の場合は、指定の条件をクリアする
  3. NFT配布者へ、指定の方法でウォレットアドレスを伝える
  4. NFT配布者から、NFTの配布完了の連絡が届く
  5. Openseaなどで、自分のウォレットアドレスにNFTが届いているを確認する。

Giveaway(ギブアウェイ)とは

NFTを配布する企画の総称。NFTのフリーミントの企画や、エアドロップ企画のことを指し、
特にエアドロップと同義で使われることが多いです。

フリーミントやエアドロップ企画の注意点

フリーミントやエアドロップ企画では、詐欺行為やトークンの盗難行為も少なくありません。
その場合は、以下のような対策をして、参加しましょう。

  • 怪しいプロジェクトには参加しない
  • ビットコインなどのトークンを保有していないエアドロップ専用のウォレットなどを用意し、参加する

まとめ

NFTのフリーミントやエアドロップでは無料でNFTがもらえ、もらったNFT後々価値が高騰する場合もあり、
大変人気です。その一方で、詐欺や盗難行為も少なくないため、注意して参加しましょう。

CryptoNameで協業しているUnstoppable DomainsのNFTドメインで、フリーミントなどの企画も実施される場合もありますが、安心してご参加いただけます。ただし、公式サイトではないサイトの企画へのご参加はお気を付けください。